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離婚裁判はどの程度の期間掛かるのか

日本で離婚をするのは比較的簡単なので、夫婦で話し合って離婚をする事ができれば、スピーディーに目的を達成する事ができます。話し合いが上手くいかない場合は、離婚裁判に発展しますが、日本の法律で調停前置主義がとられているので、裁判の前に予め調停をする必要があります。離婚調停は中立な立場である調停委員の関与の下で、夫婦が話し合いをしていくので、夫婦だけで話し合う場合よりも冷静な状態で話し合う事ができる魅力がありますが、短期間で決着がつく事もありますし、1年程度掛かる事もありますから、夫婦によって調停に掛かる期間には、バラツキがあります。夫婦間の意見が全く違う場合でも早期に終了する事がありますから、離婚裁判にスピーディーに突入する事が可能です。裁判では夫婦の双方の言い分の食い違う点が整理されていき、争いになっている事に対する証拠を原告が提出します。被告側から原告の証拠を覆す証拠がある場合は被告側からも証拠を提出する事で、裁判を進めていく形になります。最終的には判決が出されますが、証拠等を手掛かりに慎重に進めていくので、時間が掛かる傾向にあります。

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